様々な種類の欄

比較的育てやすい欄と呼ばれているのがデンドロビウムという欄です。熱帯アジアなどに多く生息し、日本にも自生している着生欄です。特徴的なのは、高い木の枝などの上に根を広げ着生するというランで、名前の中にも、ギリシャ語で木を意味する「デンドロ」という言葉と、生じるという意味の「ビウム」という言葉が利用されています。

デンドロビウム・ファレノプシス、普段愛好家から「デンファレ」と呼ばれることが多い子の花は、オーストラリアなどに自生し、ハワイなどで栽培されている事でも有名な花です。非常にかわいらしいイメージの花で、アレンジしやすいという特徴があるので、花屋さんで切り花として利用されることが多いです。

冬の鉢花として人気があるシンビジウムは、熱帯から温帯に広く自生する地生欄で、欄ななかでも寒さに強いということで育てやすいとされています。オンシジウムは亜熱帯、熱帯地域に広く分布している着生欄で、400種類の分布が確認されています。黄色で可憐、斑点がはいった小さい花はアレンジメントなどで利用されることが多いです。

バンダは洋欄の一種で、樹木の上に根を張る着生欄です。そのまま成長させれば、2m近くにもなるという大物で、色も紫、赤、白、黄色など非常にバリエーションが豊富ということでも有名です。特徴的なのはほかの欄には見られない青い種類があります。

パフィオペディラムは、熱帯、亜熱帯に自生する洋欄で、樹林の地面に根を張ります。一般的に地生欄ですが、この種類の中には着生欄も存在しています。花の下部分が袋のようになっていて、特徴的な欄です。

胡蝶欄とカトレヤ

日本でおなじみの胡蝶欄「ファレノプシス」やカトレヤなどがあります。カトレヤは世界で最もメジャーといわれる着生欄です。中央アメリカや南アメリカなどに30種自生しているとされ、寿命が長く栽培種としても魅力があります。

花言葉は成熟した大人の魅力、また貴婦人や魅惑的などがあり、官能的なイメージを持つ欄として多くの人から愛されています。ガーデニングで育て易いミニタイプなどもあるので、自宅で楽しめる花としても人気があります。自分で養分を蓄えることができるので、生命力豊かな種類です。

胡蝶欄は東洋欄の一種で、日本では贈り物としても利用されることが多いので、欄の中でもよく知られている欄です。日ごろ出回っているものの多くが交配種で、胡蝶欄は6つのグループに分けられます。

白花は純白で美しい花が特徴で、鉢花として利用されることも多い欄です。黄花はレモンイエローの可憐な花が特徴で、ピンク・赤花は淡いピンクや濃いピンク、濃い紅色の花が特徴的です。セミアルバと呼ばれるグループは、白色の花びらを持ち、中心が赤色という美しい花で、ストライプ・スポットと呼ばれるグループは、欄の花によくみられる細かい筋や斑点がでるグループです。最後にミニ、とてもかわいらしいお花で小さく可憐なお花を沢山見せてくれます。

欄の種類分け

欄の花の分類はいろいろで、分類は原産国による分類、また根の生え方による分類、さらい欄そのものの種類の違いなどで分類することができます。

欄は野生にこそ多数の種類があることで知られていますが、園芸用として販売されている欄については、カトレア、リカステ、ファレンプシスと呼ばれる胡蝶欄、シンビジウム、デンドロビウム、バンダ、パフィオペディラム、オンシジウムという8つがあります。

また根によって分けることもできます。欄は土の奥深くまで根を下ろしていく、地生欄、岩肌など、木の幹などに張り付き成長していく養生欄があり、地生欄は、木の幹や根に、水分をため込むためのタンクのようなものを作り、養生欄は昼気孔を閉じることで水分が蒸発しないように予防し、夜間光合成を行うという、植物の中でも非常に特殊な能力を持っている花です。

原産国による分類は、アメリカ、オーストラリア、勿論日本にも自生しており、世界各国で見ることができる花です。種類自体がすごく多いということ、またその種類によって、大きな違いが少ないので、大きく、東陽欄、洋欄と、原産国や生息地によって分けるということも多いです。

欄の種類については完全に把握できていないため、確固たる種類分けが難しいとも言われますが、園芸欄については代表格となる欄が8つ存在しているので、どのような花なのか知ることもできます。

世界中から愛されている欄という花

欄というと胡蝶欄などが日本ではとくに有名ですが、欄という花は非常に種類が多く、野生の中で成長する種類だけでも1万から3万くらいの種類があると祝われています。人の手が入り、改良された「園芸種」というものを含めると、さらに数が多くなり、地球上で約1割が欄、ということになります。

胡蝶欄はおめでたいお席にも、悲しみのお席にも利用できる美しく凛としたイメージがある花で、色々な場面で利用されています。結婚式のブーケにも利用されますし、開店祝い、事務所開きの際にも、お祝いのお花として利用される方が多いでしょう。大ぶりで大輪と呼ばれる花が市場の大きなタイプなら、目上の方に贈る際にもぴったりのお花です。

【関連サイト】開店祝いの定番胡蝶蘭|オーキッドスタイル

大切な方がお亡くなりになり、悲しみに暮れているご遺族にも、白い胡蝶欄など送ることがあります。悲しみの中、凛と美しい胡蝶欄を見て少しでも心が癒されますようにという気持ちと、お亡くなりになった方へ感謝の気持ち、お悔やみの気持ちを込めておくるお花です。心を表す、表現するということにおいて、この欄という花は最適な花といえるでしょう。

欄は沢山の種類があるのでいろいろな気持ちを表現してくれる花として、様々なシーンで活用できます。しかしこの1万から3万もの種類があるという欄は、どのような花なのでしょうか。魅力ある欄という花についてもっと詳しく理解しておきたいとこのサイトを立ち上げました。

欄の中でも特に人気のある種類なども紹介していきますので、このサイトで欄をより深く知って頂けたら幸いです。